Fearless Heartless Ramenless

Fearless Heartless Ramenless

 これといって報告することないので、今回はゲームの話。
 最近心待ちにしていたDead Space 3をプレイしました。
 サバイバルホラー好きなMunisixにとって、Dead Spaceは今世代最も期待を寄せていたフランチャイズの1つで、3が出るのも心待ちにしておりました。
 なので、残念極まりない。
 2あたりから方向性が少しずれ始めていたのは気づいていたのですが、まさかここまでただのアクションゲームにメタモルフォーゼしてるとは思ってもいませんでした。
 しかも相変わらず、ゲームとしてのクオリティーは高いので、余計もどかしい。
 
 何が不満かって、怖くないんですよ。
 美味いレストランでラーメンを頼んだら、カレーが出てきた感じとでも言いましょうか。
 いやね、美味いことは美味いんですが、おれはラーメンが食いたかったんですよ。
 久しぶりに。
 今回は、得に。
 そうでなくてもサバイバル・ホラーって数少ないから、期待しちゃうんですよ。
 結局サバイバル・ホラーって他のジャンルと比べるとあんまり売れないから、三作も出るとアクション系にモーフィングしざるを得ないんですかね…。
 とまあ、そもそもDead Space 1自体がちゃんとしたホラーだったのかって聞かれると微妙ですが、少なくても今作よりはホラーしてたんじゃないかと。
 
 …アイザックさん、ただのエンジニアで、武器持ってないから工具で敵と戦うのが面白かった。
 プラズマカッターで慎重に敵の四脚を切断していくメカニズム。
 頭を切り落とそうが、手足の一本二本切り落とそうが、明らかに地球上の動物ではない、見慣れない筋肉の動きで悶えながら迫ってくる敵。
 生理的に「近づかないでくれ」って訴えかける要素がありました。
 一匹、一匹が強敵。
 アイザックさん、殆ど丸腰。
 しかも一人。
 UIもすべてゲームの世界に組み込まれていて、一切外部と干渉しないのが素晴らしかった。
 エレベーター内の妙にリアルな移動中の待機時間は、静寂を駆使して不安を煽るという、ダイナミックロードを演出の一部にする粋な例だった。
 なのに今回は世界の半分は雪で真っ白だわ、Co-Opがあるわ、その他の仲間がいるわで緊張する要素が殆どない…。
 もともとそこまでよく出来たシナリオじゃないかったのに、ストーリーに力を入れてしまったせいで肝心の世界観が瓦解してしまったみたいです。
 
 銃のカスタマイズとか面倒くさいよ…つーかなにが課金DLCだよ…。
 マーカーだのエイリアンのプランだのどうでもいいよ…。
 話作るなら、もっとアイザックさんと、周りのキャラ達の人間ドラマに集中してくれよ…。
 ずっとそんなことを思いながらプレイしてました。
 
 強いて言うならそう…心がないんですよ、このゲーム。
 少なくても1では「サバイバル」という、共感できる要素があったけど、今作はただただ「人類を救うために戦う」だけで、キャラ達がどうなろうが関心が持てない。
 中学生が考えたような極端な設定の宗教が人類を支配してる世界を救うって…いったいどこからそんな正義感が生まれるんだろう。
 心がなけりゃ、そりゃ怖くないはずです。
 感情がないんだから。

 とまあ、いろいろボロクソ言いましたが、値段相応の『ゲーム』ではることは間違いありません。
 敵、います。
 銃を向けて打ったら音がして倒れます。
 ぐしゃってします。
 たまにぐおーって叫ぶやつがいます。
 でっかいのもいます。
 いらんパズルあります。
 状況にあった音楽が流れます。
 紛れもなく、ゲームです。
 ここいら辺のクオリティーは相変わらず高く出来てます。
 
 ただ、ラーメンが食べたかったのにカレーが出された。
 ものすごくラーメンが食べたかった。
 プレイし終わっても、ラーメンのことが頭を離れない。
 キャッチコピー風に締めるならそうですね…
  
 ”Dead Space 3:ラーメンじゃないゲーム”
                 
                   -Munisix
 
 そんな一作でした。
 

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