クラウドファンディングをやって学んだこと、いろいろ

クラウドファンディングをやって学んだこと、いろいろ

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 こんにちは、皆様。ごきげんうるわしゅう。
 Munisixです。

 ここ一ヶ月の間、fault milestone oneを英語に翻訳し、ディレクターズ・カット版という名でその他の強化を施す為、クラウドファンディングの親玉であるキックスターターでキャンペーンを行っていました。
 先日これが終了いたしまして、なんと1137人のバッカー、$34,662という元の目標金額の$5000を700%近くオーバーファンドするという芳しい結果を出すことが出来ました。
 月並みなお礼で恐縮ですが、これも本当に支援してくださったバッカーさん達と、宣伝と広報活動して下さったSEKAI PROJECT様のおかげです。
 ツイッターでリツイートして下さった方々も、誠にありがとうございました。
 皆さんにはいくら感謝しても感謝しきれません。
 
 さて、今回クラウドファンディングをやってみて、色々学ぶことがありました。
 それぞれキャンペーンによって内容が違うから一概には言えないことのほうが多いと思いますが、少しでもこれからクラウドファンディングに挑戦してみようと思ってる方の参考になれば幸いです。
 適当に日記感覚で書きますので、なにか質問があったら、気軽にコメントでも残して下さい。

 *注意。AiDのクラウドファンディングの内容についてSEKAI PROJECT様達に直接質問をすることはご遠慮下さい。SEKAI PROJECTの方々に迷惑がかからないための防止ですので、ご了承ください。質問がございましたら直接AiDにご連絡をお願いします。

1)先に具体的なストレッチゴールを考えておくこと

 AiDは現時点では、SEKAI PROJECT様がパブリッシュしているサークルの中では確実に一番無名です。故に、キックスターターのキャンペーンも細々とやろうと思っていました。英訳する代金+新規でCGを追加出来るくらいの資金が調達できればいいや〜くらいの軽いノリで。高く設定して届かなったら、ビタ一文入らない上に一ヶ月無駄になってしまいますからね。この為、目標金額も$5000と比較的低めに設定してキャンペーンを開始しました。ところがいざ始めてみたら、わずか30時間くらいで目標金額が集まってしまい、残りの29日どうすんのよ!?という状況が発生。正直SEKAI PROJECT側のスタッフさんのガイダンスがなければ、しばらく立ち往生を食らっていたと思います。ちなみに30日しかないので1日でもロスするとかなりでかいです。次の目標がないとバッカーさん達もあんまりこないので。この時点で5倍、6倍と集まった時の対処を、SEKAI PROJECT側のスタッフさんと共に考えました。でも正直「いや…3万ドルも集まるはずねーだろ…」みたいなことを思っていたんですが…

2)ストレッチゴールのためにも、シャイにならずどーんとデカイティアを設けておくこと。

 …集まりました。始めた時点では、一番高いティアが$150と$200。はれさんが生で色紙を描くティアなので、$150(5)+$200(5)の合計10枚で、バッカー人数に上限を設けて開始しました。後で知った話なんですが、こういう生の色紙とかってやっぱり強烈に好きな人が大勢いるみたいで、開始してから4〜5時間くらいで全て埋まってしまいました。実に嬉しいニュースだったんですが、後になってストレッチゴールがン万ドル単位になってくると、$10ドルや$25のバッカーさんだけだと、届きにくくなってきます。そこで10日くらい経過した頃に$400(5)と$800(5)ドーンと設けてみたところ、$400が3つ埋まり、なんと$800のほうは完売してしまいました。$800が5つ、$400が3つ埋まったということは、この2つのティアだけで$5200集まったということになります。勿論大きなティアに頼りきってしまうとキャンセルが出た時いろいろとヤバいので、心構えとしてはあってないようなものとして見るのが一番なのかもしれませんが、どちらにせよ設けておいて損はないと思います。最悪の場合埋まらないだけでロスはありませんしね。

3)キャンセルの心構え。

 キャンセル痛いです。新規のバッカーさんが増えたり、既存のバッカーさんがプレッジの金額を変えたりキャンセルしたりすると、キックスターター側から毎度お知らせのメールが送られてきます(うちの場合、多い時は1日に150通くらい来ました…)。大きなティアを設けてると、もうこのメールが毎度毎度スリリングでなかなか精神的に来るものがあります($800のティアは3回くらいキャンセルがあって、毎度絶叫しました)。不謹慎かもしれませんが、ラスト一週間くらいになるともう資金云々とかいうより、一種のゲームみたいな感じになってました…orz。株やってる人の心境ってあんな感じなのかも。しかしですね…意外だったのが、$10であろうが$800であろうが、金額に関係なくキャンセルが痛かったことです。なんで心変わりしたんだろう?更新でなにか気に入らないことがあったんだろうか?カスタマサポートになにか不備があったんじゃないか?…等と、色々余計なことを考えてしまいます。特に「うーん今日は伸びが悪いな〜」なんて思ってるところに立て続けで4つ5つキャンセルのメールが来ると一時的なものであるにしろ、すんげー落ち込みます。しかしですね…これもあとで知ったことなんですが、アベレージ5%くらいのキャンセルは普通らしいです。100人バッカーがいたら5人は必ずなんらかの理由でキャンセルするらしく、これを大幅に上回ってない限り、心配するだけ無駄みたいです。まあ、それでも気にはなるんですがね…。ただ先に知ってれば少しは楽になれたかもしれません。

4)かなり忙しくなる。

 AiDは恵まれていました。キャンペーン運営の大半はSEKAI PROJECT側が賄ってくれた上に、自分は俗に言う9時5時の仕事をしていないので、どんな状況であれ比較的早めに対処することが出来ました。また、自分は幸い英語が出来るので、緊急時には自らメールを送って質問のメールに対応することが出来ました。そうでなければ、AiDだけでは達成できなかったかもしれません…。KSはやっぱりアメリカからの支援が圧倒的に大きいので、キャンペーン中の一ヶ月は昼夜逆転してました。KSがライブの間はあっちこっちで取り上げられるので、そこら辺での情報収集やサポートをするのにもかなり時間を取られます。Reddit等でQ&Aを設けたり、バッカーさん達の反応やコメントに反応したり、AiDの場合はSteamのほうでもユーザーさんとやりとりをしているので、そっちのサポートをしたり…と。いろんなフォーラムやらグーグルの検索結果やらツイッターやらをチェックするのがルーティーンになって、途中からもうほぼ仕事みたいになりました。はれさんもはれさんでプロモーション用の絵を用意したり、かなり大変でした。クラウドファンディングを試してみる方は「片手間でやってみる」みたいな生半可な覚悟でやらないほうがいいと思います。

 最後に、多分一番大事なことは、ケチな考えは一切しないことってことかもしれません。これはほんとすげー大事だと思いました。特に元手がかからないデジタルグッズなんかは、あげてあげてあげまくるのが一番だと思います。あくまで個人的な意見ですが、キャンペーンをやっている側とバッカーさん達では、圧倒的にバッカーさん達のほうが不利な立場にあるように思えます。バッカー達と法律的契約が発生するなんて、KSのアバウトのページには書いてありますが、なんだかんだ言って口約束ですからね…。騙そうと思えばいくらでも騙せるような気がします。蒸発する人もいるみたいだし、やってみたけど途中で資金不足になって頓挫したなんて話も結構耳にします。そんなリスクを負ってまで、人の夢や野望を叶えるために、お金を出してくれているバッカーさん達には、感謝してもしきれない…。相応以上のお返しが出来るよう、全力を尽くすしかありません。

 あ。あと、最初のほうに起こったことなので忘れてましたが、キャンペーンの下書きが終わったらキックスターターの審査があります。AiDの場合数日で終わりましたが、運が悪いと一ヶ月とかかかるらしいので、心の準備をしておくことをオススメします。
 
 とまあ、なんかまとまりのない長ったらしい記事になりましたが、こんな感じで無事キックスターターは終了しました。でも正直、終わってからのほうが大変なんだと思います。これからバッカーさんの特典を作るわけですからね。そこでまた学ぶことがあるようでしたら、また記事にでもしてみます。

 それではみなさん、ごきげんよう――

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